お知らせ
2020.5.29
ベートーヴェン誕生から250年、
現代日本を代表する演出家 栗山民也が生み出す、
楽聖ベートーヴェン、音楽から生まれる物語。
ピアノソナタ作品第110番―その旋律から19世紀に生きたひとりの女性の姿が浮かび上がる。
「不滅の恋人」アントニー・ブレンターノ。
革命の嵐吹き荒れるなか、身を売るように、ウィーン貴族の家から実業家のもとへ嫁いだ彼女。
絶望の淵にいたアントニーはルードヴィヒの音楽に生かされ、彼と彼の芸術を愛するようになる。しかしふたりの関係は、家族に、社会に、時代に、運命に打ち砕かれ、不滅の恋は封印される。
ただ、その名を記すことさえなかった手紙だけが、ルードヴィヒの愛を伝える。
いま、一台のピアノを囲みながら、あの日をルードヴィヒと過ごした者たちが証言する― あの交響曲も、あのピアノソナタもすべて、「不滅の恋人」への献身から生まれた芸術であることを。
原案:小熊節子 演出:栗山民也 脚本:木内宏昌 音楽:新垣隆
出演:一路真輝、田代万里生、神尾祐、前田亜季、安藤瞳、万里紗、春海四方、石田圭祐、久保酎吉
2020年12月 よみうり大手町ホールにて上演
公演日時、チケットに関する詳細は後日、お知らせいたします。
公演公式HP:https://op110.jp/