<みどころ>
一冊の雑誌からジブリは始まった
本展覧会は雑誌「アニメージュ」(徳間書店)の1978年創刊当時から80年代に焦点を当てました。まだアニメという言葉さえ広がっていない時代から、1979年に登場した「機動戦士ガンダム」の大ヒットによりアニメが大きく飛躍するブーム期。そして、鈴木敏夫が後のジブリにつながる高畑勲・宮﨑駿両監督を見出し、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」の映画製作に傾倒するまでの道のりを紹介します。
かつて、「子どもが観るもの」であったテレビアニメですが、1974年に「宇宙戦艦ヤマト」が放送されて以降アニメを自分たちに向けられた作品だと受け止める若者たちが出現してきました。「アニメージュ」は、そうした時代にアニメの盛り上がりの中で、ファンと作り手の架け橋となる日本初の商業アニメ専門誌として生まれました。鈴木は、「アニメージュ」を作ることで、日本のアニメをここまで発展させる道を拓いた立役者の一人でもあったのです。
「アニメージュ」の大きな功績のひとつは、過熱するアニメブームの中で、才能のある作家たちを発掘し、「アニメージュ」で取り上げることで彼らに焦点を当て、世に送り出していったことです。ここには、鈴木の編集者としての目利きと、作家を育てていくという目線があります。鈴木はこの時代に、宮﨑駿と高畑勲を発見し取り上げることで、「風の谷のナウシカ」を生み出し、それはその後のジブリ作品につながっていきました。本展覧会では、そうした鈴木敏夫のプロデュース術や、仕事術の一端も明らかにします。
【名古屋展公式サイト】 https://www.ctv.co.jp/animage-ghibli-nagoya
主催:中京テレビ放送、松坂屋美術館、中日新聞社
企画協力:スタジオジブリ・三鷹の森ジブリ美術館
協力:徳間書店、マクセル、特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構
企画制作:ニュートラルコーポレーション
後援:名古屋市
会期:2023年4月22日(土)~6月11日(日)
休館日: 会期中無休
開館時間:10時〜18時
※6月11日は17時閉館(いずれも最終入館は閉館の30分前まで)
会場:松坂屋美術館(松坂屋名古屋店 南館7階)
〒460-8430 愛知県名古屋市中区栄3丁目16−1 松坂屋 名古屋店 南館 7F
入場料(税込)
前売券
一般・大学生 1,400 円、中高生 900 円、小学生 500 円 販売期間:2月4日(土)10 時~4月21日(金)23時59分
当日券
一般・大学生 1,500 円、中高生 1,000 円、小学生 600 円 販売期間:4月22日(土) 0 時~6月10日(土)23時59分予定
※販売状況によっては、予定より早く終了する可能性あり。
※未就学児は入館無料。
※未就学児のお客様は必ず保護者(18歳以上)同伴でご入場ください。
※中・高校生券の方は、学生証等の提示が必要。
※障害者手帳、小児慢性疾患手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証のご 提示により、ご本人とお付き添いの方1名様まで無料。
なお、身体障害者用スマホ手帳(ミライロID)のご提示についても同様となります。
※再入館不可
※当日の混雑状況により、整理券対応や入館不可の場合があります。
※ご来館前に必ず名古屋展公式サイトをご確認下さい。
※プレイガイド、コンビニエンスストアにてお買い求めいただいた前売券、当日券は松坂屋の契約駐車サービスはご利用頂けません。
※会期中1枚につき1人1回、観覧日当日に限り有効です。
※キャンセル・券種変更・払い戻し・再発行はできません。
※新型コロナウイルス感染症の感染防止策として、会場内の人数制限を行うことがあります。
※入館の際、マスクの着用、アルコール消毒、検温をお願い致します
※状況により入場制限をする場合がございます。
※今後の状況により会期や内容の変更、または臨時休館する可能性がございます。新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する取り組み、最新の情報は、名古屋展公式サイトにてご確認ください。
※物販会場へは展覧会のご入館、ご観覧後の方に限らせていただきます。再入場はできません。
松坂屋美術館 052-251-1111(大代表)10:00~18:00
名古屋展公式サイト https://www.ctv.co.jp/animage-ghibli-nagoya
アクセス
※0570で始まる電話番号は、一部の携帯電話・PHSからはご利用になれません。
※音声自動応答での受付番号はダイヤル回線からのご利用はできません。 プッシュ回線またはトーン信号の出る電話機からおかけください。