平凡な男が自身の意思と関係なくナチスに取り込まれていく
社会が時代の荒波にもまれ、想像を絶する結果をもたらそうとするとき、
私たちは“善き人”でいられるだろうか
【あらすじ】
ヒトラーが台頭し始めた 1930 年代のドイツ・フランクフルト。
大学でドイツ文学を教える“善き人”ジョン・ハルダーは、妻や3人の子供たち、認知症の母親の面倒をみながら暮らす良き家庭
人であった。ただ一人の親友はユダヤ人の精神科医モーリス。彼には家族の問題や突然訪れる妄想について打ち明ける事ができ
た。その妄想は、幻の楽団と歌手が登場し、状況に合わせた音楽を演奏するというもの。現実と妄想の区別がつかなくなっている
と、ハルダーはモーリスに訴える。一方、モーリスも、自分がユダヤ人であることで、ナチスの反ユダヤ主義により、自分がドイツにいら
れなくなるのではないかという大きな不安を抱えていた。
そんなある日、ハルダーは講義を受ける女子学生アンから、このままでは単位が取れないと相談を受け、その夜自宅に彼女を呼ん
でしまう。夜遅く雨でずぶ濡れになって現れたアンに、彼は好意を寄せ、関係を持ち始めてしまう・・・。
【出演】佐藤隆太 萩原聖人 野波麻帆 藤野涼子 北川拓実
佐々木春香 金子岳憲 片岡正二郎 大堀こういち 那須佐代子
【ミュージシャン】秦コータロー 大石俊太郎 吉岡満則 渡辺庸介
【作】C.P テイラー
【翻訳】浦辺千鶴
【演出】長塚圭史
【音楽】荻野清子
S席:10,000円(税込/全席指定)
A席:8,500円(税込/全席指定)
※未就学児入場不可
主催・製作:フジテレビジョン/サンライズプロモーション東京
サンライズプロモーション東京:0570-00-3337(平日12:00~15:00)
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