【History】
1981年5月15日、劇団「第三舞台」の旗揚げ公演として『朝日のような夕日をつれて』は早稲田大学大隈講堂裏特設テントにて幕を上げた。入場料は早大演劇研究会の規定により無料。芝居が始まると、暗闇の中、パイプで組まれた舞台がおりてきて5人の俳優が現れた。物語はサミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』(1953)を下敷きにいくつかの物語が交差していく。ー伝説に伝わる幻の丸い四角を、求めてさまよう人々が置き去りにした、ゴドーの愛をいっぱいに受けたみよこの物語ー その後、「第三舞台」は立て続けに新作を3本早稲田大学内特設テントで上演したのち、『朝日のような夕日をつれて’83』で初の劇場公演(池袋・シアターグリーン)を実現させ1000人を超える観客数を記録した。『朝日のような夕日をつれて’85』では初の紀伊國屋ホール進出。チケットは即完。5日間の公演では足らず、追加公演を試みるがそれでも足らず、7月に純粋再演を行う。『朝日のような夕日をつれて’87』では初の全国公演「サマーツアー’87」を敢行。東京、大阪、名古屋、札幌で上演を行った。またこの作品で、紀伊國屋演劇賞を受賞。『朝日のような夕日をつれて’91』では、約2000枚のチケット即完対策として演劇界初となるクローズド・サーキット放送(通信衛星(CS)を使い、千穐楽の映像をスタジオ・アルタ内に設置した大画面で同時中継放送した)を行った。チケット発売時には新宿・紀伊國屋書店前に徹夜組を含む約400人の長蛇の列ができた。その後『朝日のような夕日をつれて』は1997年、さらに2014年とこれまで7回上演され、時代とともに変化し続けてきた。
【出演者】
玉置玲央 一色洋平 稲葉友 安西慎太郎 小松準弥
【作・演出】鴻上尚史
【運営協力】(東京)サンライズプロモーション東京
【制作】倉田知加子 池田風見 鴻上夏海
【プロデューサー】三瓶雅史
【制作協力】new phase
【企画・製作】サードステージ
全席指定 9,800円(前売・当日共通/税込)
U-25チケット 4,800円(当日引換券/税込)
シニアチケット 7,800円(当日引換券/税込)
※未就学児不可
※U-25チケットは25歳以下のお客様を対象とした枚数限定チケットです。
※シニアチケットは60歳以上のお客様を対象とした枚数限定チケットです。
※U-25・シニアチケットは当日劇場受付にて開演1時間前から引換券とご年齢が確認できる身分証明書をご提示の上、座席指定券とお引換えいたします。
※チケットご購入後の、キャンセル・変更・払戻はできません(公演中止の場合の払戻を除く)
※車いすをご利用のお客様はチケット購入後、事前にサンライズプロモーション東京(0570-00-3337)へご連絡ください。
サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
アクセス